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河合美術による本金で描かれた振袖全体に舞う鳳凰もさることながら、鳳凰の由来について少し触れておきます。縁起ものの象徴としてよく表現される「鳳凰」。実は「つがい」なのです。
雄と雌が同時に登場します。出典は中国の故事に由来し、竹林に棲み桐に実を食し、鳳凰が世に現れると天下平安、安泰な世の中となる。という、吉祥文様の代表の一つでもあります。空想上の鳥ではありますが、未婚の女性の第一礼装である振袖。全体に描かれたたくさんの鳳凰が、着る女性(ひと)を幸せに導いてくれることを願います。
※鳳凰の由来には諸説ございます。
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